ベトナムに移住すべき理由

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海外移住は人生に新たな刺激を与える方法であり、今日の世界では当たり前になりつつあります。そうとはいえ、世界は広く人生を豊かにしてくれる国はたくさんあります。もし、ベトナムへの移住を検討しているのならば、外国人として生きる上でこの国が、他のどの国よりもお勧めできる理由をお教えします。

この記事の筆者は首都であるハノイとホーチミンの両方の街に住んだことがあります。ほとんどの外国人はこの2つの街のどちらかに住んでいますが、他の都市も検討の余地があります。ベトナムへの移住に関するコストに関しては、こちらをごらんください。

リーズナブルな生活費

多くの外国人にとって、ベトナムでの生活費はリーズナブルであることが魅力的です。家賃$1000から$230の間であればアパートメントは容易に見つかりますし、希望しているライフスタイルによって選ぶことが可能です。予算が限られているのであれば中古品を取り扱うグループに参加することで、良い価格で家具を購入することができます。

ベトナムは食料品も安く、外で食べる手料理は$1.25から、レストランでも$4程度で食事をとることができます。交通費も安く、$1以下でバスに乗ることができ、$300あればバイクを買うこともできます。また、Uberの類似サービスであるGrabも広く普及しており、普段の移動には事足ります。また、自転車の利用もお勧めします。

ベトナムのコストに関しては、ことらの記事をお読みいただくと移住前の計画にお役立ちいただけます。

美味しいベトナム料理

おそらく現在お住いの地域に1つや2つはベトナム料理レストランがあると思います。筆者のカナダ人の友人は、カナダには良いベトナム料理店があり、ぜひ本場ベトナムに行って新鮮でリーズナブルなベトナム料理にトライしてみたいと言っています。

ベトナム人は自国の料理に誇りを持っており、世界で最もヘルシーな食文化の1つであると断言できます。ベトナム北部から南部まで様々な味を楽しむことができ、ベトナム移住を検討する理由になります。

季節や気候

ベトナムの素晴らしい点の一つとして、北部・中部・南部でことなる気候を楽しむことができる点です。筆者がハノイに住んでいた頃は、冬を経験しました。東南アジアに行くということで、冬用のジャケットを持ってこなかったのですが、12月の末から1月あたりまで、ハノイの気温は4度に下がることまでありました。それ以外の季節では湿度が高く、常に暑いです。もし、寒さから逃げたいのであれば、中部か南部をお勧めします。雨や湿気が気にならないのであれば、ベトナムは最適な移住場所です。

言語

ベトナム語は世界の中でも最も難しい言語の一つです。10年ほど前に、ベトナムでは大量の英語教師の雇用を開始し、おびただしい数の英会話教室がオープンし始めました。これらの傾向により、外国人とのコミュニュケーションも比較的容易になりつつあります。しかし、基本のベトナム語は日常生活に役立つため、習得することをお勧めします。

外国人向けの仕事

ベトナムはESL教師のるつぼであり、英語教師の需要は伸び続けています。きちんとした書類さえあれば、英語教師の職業はすぐに見つかります。一方で、英語教師としての職のみではなく、サービス業、IT、ファイナンス、エンジニア等様々な業界で就職のチャンスがあります。

インターネットスピード

もし、リモートワーカーが移住を検討する場合、インターネットスピードは重要な問題になります。ベトナムに関して筆者が驚いたこととして、そのインターネットスピードの速さが挙げられます。現在住んでいるシェア・アパートメントでは35MBpsのインターネットを備えており、大変満足しています。また、モバイル向けのインターネットも格安で手に入れることができます。

ベトナム周辺の旅行

ベトナムへ移住した最大の理由は旅行しやすいという点にあります。ベトナムは海に面している反面、山や森が多くあるため野生の動物を探したり、秘境への冒険に出かけられるという点で、地理的に完璧であると言えます。

ベトナムはバス、電車、飛行機やバイクなど様々な交通手段で旅行することができ、いとも簡単に全国を旅することができます。その上、物価が安いためバックパッカーにもお勧めできます。

ベトナムのビザ

ベトナム移住に関して、もうひとつ気に入っている点はビザが取りやすいということです。職を得る前でもビジネスビザを取得でき、ワークパーミットを後から申請することが可能です。ビジネスビザはアパートや仕事を探すのに十分な期間滞在することができます。

ベジネスビザを取得したくない場合は観光ビザをまず取得してベトナムが気にいるかどうか見極めることができます。しかしこの場合、仕事を得たりアパートを借りたりすることは違法となってしまいます。

ベトナムビザの申請方法やベトナムの一時滞在許可証もしくはワークパーミットの取得方法に関しては「こちら」をお読みください。

ベトナム人のホスピタリティ

ベトナム人は筆者が人生の中で出会ってきた中で、おそらく最も温厚でホスピタリティがもっともある人たちです。ベトナム北部に住んでいた時、地元のファミリーが1ヶ月ほど一緒に住まないかと招待してくれ、部屋や食事を用意してくれた経験があります。地元の人たちは気軽に声をかけてくれ、近所の人たちと助け合ったり食事を用意したりします。短い会話の中でも、誰にでも親切に笑いかけ、言語のバリアがあっても良くしてくれます。

国内の外国人コミュニティ

ベトナムでの外国人コミュニティはとても役立ちます。ホーチミンに引越しをし、外国人のコミュニティは友人のネットワークを広げたり、日々の疑問を解消したり、あらゆる面で役立ちました。

ハノイとホーチミンの両方で大きな外国人コミュニティがあり、ホイアンやダナンのような小さな街にも必ずあります。

ベトナムでのヘルスケア

ここ2−3年ほど、外国人の数が急増したことにより、ヘルスケアのレベルも上がっています。国際企業は医療業界でのビジネスをはじめ、世界レベルのサービスを提供しています。病院にいる多くの医師は先進国基準の医療を学んだ外国人であり、英語でのコミュニケーションに問題ありません。

国内にはリーズナブルなものから高価な病院まで様々あり、「ベトナムのメディカルクリニック及び国際病院のリスト」で確認することができます。

筆者個人の考えでは、多くの外国人が住む場所を決める時に重要視するビザの問題やコストの面を考慮するとベトナムは外国人にとって天国のような場所です。

ベトナムは完璧な国ではないかもしれませんが、他の多くの国では体験できないことを探せるという点は否定できません。